2023年3月1日更新:【2023年版】2要素認証で乗っ取りを防止! – Twitter編 – の内容を一部修正しました。

【お知らせ】今年もやります!5回目のチャリティーコンサート!

【カテゴリー】お知らせ | Acca's Website

皆さま、いつも訪問してくださり本当にありがとうございます。

5年前、私はまだ職業訓練校の講師でした。その日は講義のない日だったので、事務の女の子と教室にある30台ほどのPCの設定作業に追われていました。ランチを食べ、お昼からの作業に取り掛かって2時間ほど経った時、揺れは突然やってきました。

その揺れは、船に乗っている時のような感覚の揺れ。「ん?なんか揺れてる?今のは何だったんだろ?」というくらいの感覚しかなく、そのまま作業を続けていると、別の事務の女の子が飛んできてました。

「しずか先生、教室の扉を開けたままにしてください!」

何事?と思って話を聞いてみると、東北でかなり大きな地震が起こったらしいということでした。余震があるかも知れないので、念のために扉は開けたままにしておいてほしいとのこと。他のクラスは、そのまま講義を続行していたので、私たちもそのまま作業を進めました。特に余震もなかった(と記憶しています)ので、定時に仕事を終え、みんなで普通に晩御飯を食べに行きました。

食事を終え帰路に着く電車の中で地震があったことを思い出し、ワンセグでニュースを見ることにしました。

流れてきたのは、ショッキングな映像でした。津波の映像や寸断された道路の映像など。「え?!こんなことになってたん?」東北だけではなく関東も被害が出ている様子に驚き、関東の友人(東北には友人がいなかったので)に片っ端からメールを入れました。「こっちもかなり揺れたけど、大丈夫かな?」と。

私の友人たちは無事だったようで、一安心でした。ある友人が「食器や物は壊れたけど、家族は全員無事だよ。怪我がなくてよかったわ。物は買えば済むしね。ありがとね。」というメッセージと一緒に、家の中がぐちゃぐちゃになった写真が送られてきました。ニュースで見た光景と同じ。

その時に、私の中にある感情が起きました。

「私に何かできることはないのか」

ボランティアとして現地に行く?何か物を送る?でも、震災後すぐは現地はボランティアを受け入れたり、物資をさばけるような体制は整っていないはずです。それは、阪神淡路大震災の時に経験済みです。

私たちにできる何かがしたい!

「何かしたい」という想いだけを抱いて数日たったある日、高校の時の同級生から「義援金(支援金)を集めるためにチャリティーコンサートしない?」という話が持ち上がったのです。まだ混乱している状況で音楽ってどうなんだろう?という思いもありましたが、「何かしたい」という想いの方が強く、「よし!やろう!」という決断にいたりました。

その時に集まった数人でどうするかを話し合っている時に、代表をやってくれる友人が諸事情で代表ができなくなったため、みんなが「コンサートをするなんて、やっぱり無理だ」という気持ちになり、コンサートを開催することを半ば諦めてかけていました。

しかし、私は「せっかくやろうと決めたのに、そんなことで中止になるなんて嫌だ!私が代表をやる!」と決めて、その時のメンバーに代表をやりたいこと、やるからにはルールを決めることを提案し、とどけ音楽の華の代表になった訳です。

何度もミーティングを重ねた結果、第1回目は2012年6月2日に開催することに決定しました。出演者集めや会場探しをスタートし、集めた義援金をどこに託すかなども決め、無事に第1回目のチャリティーコンサートを開催することができました。

やるからには、5回は続けよう!

一番困難だったのは、会場探しでした。聴きに来てくださる皆さまから託されたお金は、1円たりとも引かずに寄付することを決めていたので、会場費がありません。そこで、私たちの母校である華頂女子高等学校に掛け合い、企画書・私たちの意思などをお伝えし、チャリティーならと無償で貸していただけることになりました。それと同時に、スタッフ全員で少しずつ積み立てをして、経費をまかなうことにしました。

昨年開催した第4回目まで、コンサート会場として貸していただけたことは、本当に心から感謝しています。出演者の皆さまには、ホールという環境ではない場所での演奏で、かなりご迷惑をおかけしたかも知れません。しかし、どの出演者の方々からも「懐かしい場所で演奏できるのは嬉しい」と、温かい言葉をかけていただきました。

私たちは、当初「5回は続けよう!」という目標をかかげていました。これは、1度きりなら誰でもできる、続けることに意味があると思っていたからです。

そんな中、2回3回と母校でコンサートを開催するにつれて、5回目はきちんとたホールで演奏してもらいたい!との想いが強くなり、今年の第5回目は念願のホールでのコンサートの開催が決まりました。会場費は、スタッフが毎月コツコツと積み立てしたお金があるので大丈夫です。もちろん、今回も皆さまからお預かりした支援金は、1円も引かずに【被災地にピアノを届ける会】様へ全額寄付します。

今年は、「5回は続けよう!」という目標の5回目です。スタッフの人数も減り、少人数のスタッフで続けてきましたが、スタッフの生活や仕事の環境も当初とは大きく変わり、このままの状態で継続させていくことが困難になりつつもあります。そこで、5回目の今回を機に一旦一区切りとさせていただきたいと考えています。来年からは形を変えるのか、継続するのかは何も決まっていませんが、今は、今年のチャリティーコンサートに向けて、スタッフ一同、全力で取り組んでいます。

こういうお話を、今までどこにも書いてこなかったので、あえてここに残しておきたいと思い掲載しました。

今年の東日本大震災復興支援チャリティーコンサートは、6月25日(土)です。聴きに来てださるという協力の仕方でも、寄付金での協力の仕方でも構いません。ご協力くださると、大変嬉しく思います。

東日本大震災復興支援チャリティーコンサート 第5回とどけ音楽の華

《チャリティーコンサートの詳細》

開催日時 平成28年6月25日(土)13:30~15:30
※ 開場時間は、13:00です。
会場 NAM HALL
※ 京阪電車「神宮丸太町駅」より徒歩17分
※ 204系統(丸太町通 銀閣寺行)もしくは93系統(丸太町通 錦林車庫行)で、岡崎神社前下車。徒歩2分
http://www.namhall.com/
チケット総数 60枚
※ 当日券の発行はございません。
協力料 2,000円(税込)
※ 全額【被災地にピアノを届ける会】様へ寄付いたします。
チケット購入方法 1.こちら ⇒ [ 専用フォーム ]より、お申し込みを行ってください。

2.下記振込先に、協力料をお振込みください。
【郵便振替にてお振り込みいただく場合】
● 銀行名:ゆうちょ銀行
● 口座番号:14470-27453041
● 加入者名:とどけ音楽の華(トドケオンガクノハナ)

【銀行等の口座からお振り込みいただく場合】
● 銀行名 ゆうちょ銀行
● 店名:四四八(ヨンヨンハチ)
● 店番:448
● 預金種目:普通預金
● 口座番号:2745304
● 口座名:とどけ音楽の華(トドケオンガクノハナ)
 ※ 申し訳ございませんが、振込手数料はご負担いただきますよう、よろしくお願いいたします。

3.お振込み確認後、こちらよりチケット確保のメールを差し上げます。
チケットの確保は、お振込み確認後となりますので、あらかじめご了承くださいませ。
なお、チケットの郵送は行っておりませんので、こちらもあらかじめご了承くださいませ。
チケットは全部で60席分をご用意しており、先着順(入金確認順)で受け付けいたします。

寄付金について コンサートにお越しいただけない方からの寄付金(1円から)も受け付けております。
以下のURL内をお読みいただき、ご協力くだされば幸いです。

https://ssl.form-mailer.jp/fms/d4bb3faf239031

お問い合わせ ご不明な点やお問い合わせにつきましては、以下に記載のメールアドレス宛てにご連絡くださいませ。
todokemusic@gmail.com 【とどけ音楽の華 実行委員会】

私たちにできることは小さな事かも知れません。でも、小さい大きいではなく『想い』を届けたいのです。私たちの想いを理解し、賛同してくださる方が増えてきました。賛同してくださる方がもっともっと増えて、『大きな想い』になりますように。。。

最後に、犠牲となった多くの命に対してご冥福をお祈りしつつ、被災された全ての方の幸せを心よりお祈り申し上げます。

平成28年3月11日 とどけ音楽の華 代表 林 静香

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