【Acca的歳時記】神社に参拝する際に、気をつけると良いこと。

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 平成28年まで残すは半日となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。今年の冬は比較的暖かいので、いつもと違うお正月になりそうですね。

 さて、新年を迎えて初詣に行かれる方もいらっしゃるでしょうから、神社を参拝する際に気をつけておいた方が良いことを、私が今まで学んできたことを踏まえてご紹介しますね。

☆ 参拝する時間は、いつがいいの?

 夜の時間は神々の時間帯と言われていて、日が昇ってくるという事は神の時間から人の時間に移行してくるとされています。なので、汚れのない清らな時間帯の早朝がおススメです。
 しかし、氏神様のように家の近くの神社だと可能ですが、遠くの神社を参拝する際は、早朝でなくても大丈夫ですよ。でも、陽があるうちに参拝されることをオススメします。

 初詣の際の二年参り(にねんまいり)だと夜の時間帯になってしまいますが、大丈夫でしょう。二年参りとは、初詣の形式の一つで、大晦日の深夜0時を境に前後にお参りすることから、2年にまたがってお参りするために、こう呼ばれています。

☆ 敷地に入る礼儀作法は、あるの?鳥居のくぐり方は?

 真ん中は神様が通ると言われていますが、神様が通るというより、正面の入り口なので、尊い方の屋敷に入るときと同じように正面を避け、一礼して入ることが望ましいですね。

 鳥居をくぐる際も、正面を避け、一礼して入ることが望ましいですが、必ずしも鳥居をくぐらないといけないわけではないですよ。

☆ 手を洗わないといけないの?

 《手水舎(てみずしゃ・ちょうずや)》では、必ず心身を清めましょう。一般の家に例えると「玄関」にあたりますので、神さまの家へ上がるのだから、身体を清めるのは礼儀だと思いますよ。

【手水の取り方】

  1. 右手で柄杓を持って、水を汲み、左手をすすぐ。
  2. 柄杓を左手に持ち替えて、右手をすすぐ。
  3. 再び柄杓を右手に持ち替えて、左手に水を注ぎ、口をすすぐ。
    (お水を口から出す時は、口元を手で隠す)
  4. 左手をもう一回すすぐ。
  5. 柄杓を立てて、残った水で柄の部分を洗い流す。

 基本的には、水を汲むのは1回だけで、その1杯の水でこの全てを行いましょう。手を清めるというのは体の外を、口をすすぐというのは体の中を清めることによって、全身が清められると考えられています。それによって、心身ともに清らかになりますよ。

☆ 本殿参拝の作法ってあるの?

 まずは、本殿を参拝する前に、服装は整えましょう。本来は、マフラーやコートを着けたまま参拝するのは失礼にあたりますが、人ごみが多い場合などは着たままで参拝しても差し支えありません。ただ、本来は失礼にあたることは知っておきましょう。

【参拝の作法】

  1. 神前に立ち、軽く会釈(一礼)をする。
    鈴がある場合は一礼後に振り、お賽銭を入れる。
  2. 深いお辞儀を二度(二拝)する。
  3. 体を戻し、拍手を2回する。
    胸の高さで手を合わせ、右手を少し下にずらしてから二拍手。その後、両手を合わせる。
  4. 深いお辞儀を一度(一拝)する。
  5. 最後に軽く会釈(一礼)をする。

 参拝する際の「二拝、二拍手、一拝」というのはご存知かと思いますが、“拝”は最敬礼(90度)のお辞儀のことで、“礼”は会釈(15度)のお辞儀のことです。お辞儀の違いは、マナーをしっかり学んだ方には当たり前のことですが、知らない方のために角度も書いておきますね。すべての動作はゆっくりと落ち着いて行うようにしましょう。

 参拝の際に奉げるお賽銭ですが、投げ入れておられる方をよく目にします。お金なので、投げるというよりも、賽銭箱に滑らせて入れる方が良いと思いますよ。お賽銭の金額は迷われると思いますが、私個人の意見としては「いくらでも良い」と思います。12円(十二分にご縁がありますように)や、15円(十分にご縁がありますように)などの語呂合わせでも良いと思いますよ。

 神前では「お願い事」をされる方が多いと思いますが、ご自分のお願いをする前に、感謝の気持ちをお伝えして見ませんか?神様も人と同じように喜怒哀楽の感情を持っていらっしゃいます。普段挨拶にも来ない人が自宅に現れて、いろいろと要望を述べて帰って行ったら、どのような気持ちになるでしょうね。

 私は、まずは自分が何処から来て(住所)何者であるか(名前)をお伝えします。その後、「いつも見守りくださり、ありがとうございます。」と感謝の気持ちをお伝えした後に、今取り組んでいることなどをご報告し、「努力してまいります」とお伝えするようにしています。

 「~してください」とか「~になりますように」と願わなくても、神様の方から自発的に手助けをしたくなるように、神様とのご縁を繋いだほうがいいように思います。

☆ お札やお守りは、買ったほうがいいの?

 お札やお守りは神様そのものであって、1体、2体と数えます。お札を家にお祭りするのは、家に神社を持ってきたようなもので、お守りは持ち歩くことは、神様を持ち歩いていることを意味するそうです。お札やお守りは買うのではなく、分けて頂くものですので、参拝された際には、ぜひ分けて頂いてくださいね。お札やお守りは、有効期限が1年と考えると良いでしょう。1年以内にお札とお守りを持参し、お焚き上げをしていただき、新しいお札とお守りを分けて頂きましょう。

 さて、神前での参拝が終わり、お札を頂いも、まだ参拝が終わったわけではありません。まだ、“直会(なおらい)”が残っています。

 神様に奉げる食べ物やお酒を「神饌(しんせん)」と言い、また一旦神前に奉げた神饌を下げたものを「おさがり」と言います。直会とは、この「おさがり」をいただくことです。「おさがり」を食べたり飲んだりすることで、神の息吹を身体に取り込み、神事が終了するとされています。神社参拝の直後に、近くのお店でお食事をしてみてくださいね。

 質問形式で書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?書いているうちに、もっといろいろお伝えしたいことがでてきたのですが、今回は“神社参拝”のことのみにしてみました。

 あれをしたらダメだとか、これをしたらダメだとか、いろいろとお聞きになったこともおありでしょうが、こういった作法などは、知識として理解するというよりも、尊い方の家を訪問する時にどうするかを考えてみると、わかりやすいかと思います。

 最後に、神様は誰に対しても平等に手を差し伸べてくださる尊い存在です。上記に書いた内容を「あ!忘れた。。。」としても、大丈夫ですよ。忘れたからと言って、その手を振りほどくことはされません。

 神様は、そんなちっちゃくありませんから!

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