【日本のこと】伊勢神宮内宮十二月月次祭と正式参拝・その3

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 いよいよ、“神話を体感する会”一泊二日の特別講習会へ。会場は、伊勢神宮内宮の目の前にある伊勢青少年研修センター。実は、今年の5月にも伊勢神宮の正式参拝へ伺った際に、お世話になったことがあるのです。今年のことなのに、なぜか懐かしい気分になりました。(笑)

 受付を済ませ、13:30からの開講式に臨みました。開講式の前に、礼法作法の実習があり、正座の仕方やお辞儀の仕方、立ち方や座り方などを教わりましたが、講師の寺岡さんは全ての動作が流れるような所作で、本当に美しく素敵でした!

 私が毎月坐禅に行っている禅寺の住職さんがおっしゃっている、“調身” “調息” “調心”。正しく、礼法作法も同じことなんですよね。全てが整っていると気持ちがいいですし、美しい所作ができるようになると思います。せっかく教えてくださったので、この所作は今後も続けていこうと思いました。

 開講式は、君が代の斉唱から始まりました。我が国日本の国家“君が代”、みなさんは歌えますか?私は、恥ずかしながら、ほとんど歌詞がわかりませんでした。周りの方々は堂々としっかりと歌っておられたのに。。。日本人として、きちんと歌えないとダメですよね。(苦笑)

 話は少しそれますが。。。

 私は、君が代も日の丸もずっと“ダサい”と思っていました。日本のことも、あまり好きではありませんでした。私が日本に生まれてきたのは間違いだ!とまで思っていました。妹がアメリカに留学していたこともあり、アメリカに行く度に“アメリカ最高!アメリカ大好き!”と思っていました。日本もアメリカのようになればいいのにって。それもこれも、戦後の“日本は悪い事をした”という洗脳教育の結果なんでしょう。私も犠牲者の一人なのかも知れません。

 開講式では、講師の方々や主催者の方の紹介、諸注意やこの会の趣旨などを説明されていましたが、改めてこの会に参加した意味などを考えながら聞いていました。せっかく参加したので、全てのことを本気でやってみよう!そう決心しました。

 開講式の後は、素直な自分にたちかえるための童心行。じゃんけんゲームをしたり輪になって踊ったりと、初めてお会いする参加者の皆さまと打ち解けるため、1時間ほど子供に戻ったような楽しい時間を過ごしました。

 童心行の後は、山中隆雄さんの講和が始まりました。山中さんのお話の中心は、伊勢神宮の祭典のお話しでした。夜に奉観させていただく月次祭は、年間に1500もあるお祭りの中でも重要な3つのお祭り、三節祭の一つ。ちなみに、三節祭とは、10月15日~17日に行われる神嘗祭(かんなめさい)、6月15日~17日に行われる六月月次祭(つきなみさい)、12月15日~17日に行われる十二月月次祭(つきなみさい)のことを言います。

 伊勢神宮で行われている全ての神事は、2,000年前から何も変わらず全て同じです。奉観させていただく月次祭も例外なく同じ。しかも、遷宮後なので新しいお宮での初めての月次祭。本当に楽しみで仕方ありませんでした。

 月次祭は、祭主(責任者のようなもの)を先頭に、大宮司、小宮司と続くのですが、祭主は“天皇の娘”と決まっているそうです。昔は祭主ではなく、斎王(いつきのひめみこ)と言い、必ず天皇の未婚の娘が務めたそうです。今は、天皇の娘とだけ決められていて、六月の月次祭は黒田清子さまが務められので、十二月の今回もそうかも知れないと言っておられました。

 祭典のお話の他は、日本書紀や古事記に記載されている内容の解説などをお聞きし、本当に意味のある“日本ってやっぱり素晴らしい!”というお話を聞かせていただきました。

 講和の後は、水行方法についての説明を受けました。私は水行はやらないつもりで参加していたのですが、「せっかくの機会なのでチャレンジしてみてください。足首まででも、膝まででもいいですよ。」とおっしゃっていたので、やるかやらないか、かなり悩みました。

 そんな時、ある言葉が目に飛び込んで来ました。

逃げてはいないか

 「逃げてはいないか」

 講堂に掲げられていたこの言葉を見て、水行をやるためにココに来たんだ!と実感し、水行をすることを決心しました。

 夕食後、内なる自分を省みる反省行が、ろうそくの灯りの元で行われました。先祖代々からの命の繋がりや命の大切さ、感謝する心の大切さを学び、お話をお聞きしている間、自然と涙が溢れてきました。本当に、心の底から全ての事に対して感謝しかない!お父さん、お母さん、本当にありがとう!と思いました。

 さて、次回は五十鈴川での禊(水行)のお話です。お楽しみに~♪

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