【日本のこと】夏越の大祓

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 6月末と12月末に、半年の間に知らず知らずに犯した罪や心身の穢れを祓い清めて、正常な本来の姿に戻るための「大祓」という神事が行われます。6月を“夏越の大祓”、12月を“年越しの大祓”とも呼びます。

 今日は6月30日なので、夏越の大祓の日。どの神社の神事に参加するか悩んでいましたが、奈良の近くに住んでいる事もあり、大神神社の “大祓 みわの茅の輪神事” に参加させていただくことにしました。

 神事は15時からだったので、始まるまでは大神神社の境内を散策。当日、神事に参加出来ない方用に、拝殿前の三ツ鳥居にちなんだ三つの大きな「茅の輪」が用意されていました。

大神神社の茅の輪

 15時前になったので受付に行くと、すでに参拝者の方がたくさん!受付で住所と名前を書き、参列して待つこと15分。斎主さまを先頭に祭員の皆さまと巫女さんが入って来られ、神事が始まりました。

大神神社の茅の輪神事

 最初に、「大祓詞(おおはらえのことば)」を斎主さまと一緒に唱え、続いて事前に渡された「人形(ひとがた)」に、お正月からの半年間についた罪・穢を、自分自身の身代わりとして託します。まずは、自分から。自分自身の左肩・右肩・左肩の順にお祓いをし、次に人形にも同じことをします。その後、自分の息を人形に吹き掛けて、祭員の方に渡します。渡した人形は参加者全員分と一緒に、川に流してくださるそうです。

 続いて、茅輪をくぐります。くぐる方向やくぐり方があるらしく、教えてくださいました。

茅の輪くぐり

 茅輪は、3回くぐります。斎主さまを先頭に、まずは1回目。茅輪の前で一礼してくぐったら、右方向へ。

茅の輪くぐり

 かなりの人数の参加者なので、2回目まではなかなかです。(笑)

茅の輪くぐり

 続いて、2回目。先程と同じように、茅輪の前で一礼してくぐったら、今度は左方向へ。最後に、3回目。茅輪の前で一礼してくぐったら、祈祷殿に向かって一礼し、お札を受け取ります。

お札と祝詞

 茅輪をくぐるときには、和歌を詠みながらくぐります。詠みながらくぐると、本当に長生きできそうな気がしてきました。

「みなつきの夏越の祓する人は 千年の命延ぶといふなり」

 神事が始まる前のいただいた紙に、この和歌が書いてあったのですが、年配の方々は見ずに詠まれていました。流石です!

 神事は30分ほどで終了しましたが、神事が終わるとスッキリとした気分でした。参加させていただけたことに、感謝です。

 【Acca的歳時記】では、昔ながらの知恵や四季の事物、年中行事・神事などをご紹介していきますね。楽しみにしていてくださいませ~♪

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