【ハウツー】文章を書くことって、難しい?

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 私が講師として約14,000人の方を指導してきた経験の中で、「経験させてもらえて良かったな」と思えることがあります。それは、文章の添削をさせてもらえたことです。

 皆さんが書く文章(自己PRや志望動機、プロフィールやブログの記事など)を添削していると、「こういう言い回しはおかしい」「なぜ、こんな風に言葉と言葉を繋ぐのだろう」「何が言いたいのか全くわからない」など、何か変だなぁと感じたり、おかしいなぁと思ったりすることが多々ありました。

 実は、この「変」や「おかしい」に気づけるかどうかが、かなり重要なのです。

まとめるのは、書き出してから。頭の中ではありません!

 あなたは、文章を書く時に “頭の中でまとめてから書こう” と思っていませんか?

 「あ!やってるかも。。。」と思った方、それをやっていると、いつまで経っても文章が書けません。頭の中で整理をし、まとめてから書けるのなら、あなたは今頃作家やライターになっているはずです。いやいや、作家さんやライターさんでも、頭の中でまとめて書いていないはずです。

 私たちは、プロの作家でも何でもないので、頭の中で “整理” も “まとめ” もしなくていいのです。その時間、はっきり言って無駄な時間です。まずは、とりあえず書き出してみましょう。構成なんて、もっと後。ひたすら、書き出しましょう。

 全て書き出せたら、後はひたすら読む。何度も何度も読み返す。そうすると、まとまりというものがわかってくるはずです。まとまりがわかりだすと、段落がわかってきます。

 後は、段落と段落のつながりがおかしくないかを確認します。段落に番号をふってみて、1番の次は3番だなどと、つながりを意識して入れ替えていきます。

 これをひたすら繰り返していれば、「こういう言い回しはおかしい」「こんな風に言葉と言葉を繋ぐのは変だ」「言いたいことはこれでいいのか」などに気づけるようになり、おのずと文章が書けるようになっていきます。かく言う私も、このブログを書くのに、書いた文章や段落を何度入れ替えていることでしょう。(笑)

意識するのは、2つだけ!

 皆さんの文章を読んでいて、私がおかしいと感じる文章には、必ず2つの共通点があります。

 その2つとは・・・

  1. 読点がない。もしくは、位置がおかしい。
  2. 句点までの1文が、かなりの長文。しかも、伝えたい内容が二転三転する。

 この2点だけでも直せば、あなたの文章はかなり読みやすく伝わりやすい文章に激変します。「それが、よくわからないんだよねぇ~」という方のために、少し解説してみたいと思います。

 まずは、1つ目。読点の位置をどこにすればよいか、具体的な例で見てみましょう。

母親は楽しそうに砂遊びをしている息子を見ていた。

 この文章を読んで、あなたはどう思いましたか?楽しそうなのは、母親?それとも息子?この文章なら、どっちとも取れますよね。こういう文章を書く方、非常に多いです。

 では、読点を打ってみましょう。

母親は、楽しそうに砂遊びをしている息子を見ていた。

 この文章だと、楽しそうなのは息子だとすぐにわかります。

母親は楽しそうに、砂遊びをしている息子を見ていた。

 この文章だと、楽しそうなのは母親だとすぐにわかります。いかがでしょう。読点の位置が変わるだけで、これだけ意味が違ってしまうのです。

 先ほどの文章を、少し分解してみてみましょう。

 この文章の中での主語は「母親」で、述語は「見ていた」です。主語と述語だけ抜き出すと、母親は見ていた。となります。では、何を見ていたのか?「息子を」見ていました。

母親は、息子を見ていた。

 息子は砂遊びをしているので、以下のように繋げていきます。

母親は、砂遊びをしている息子を見ていた。

 残るは、楽しそうにしているのは誰かということです。母親なら「楽しそうに」の後に読点を打つし、息子なら「楽しそうに」の前に読点を打てばいい訳です。少しは、理解できるようになってきましたか?

 しかし、私なら、どちらの場合でも上記なような書き方はしません。どういう風に書くかというと。。。

<母親が楽しそうな場合>

砂遊びをしている息子を、母親は楽しそうに見ていた。

<息子が楽しそうな場合>

楽しそうに砂遊びをしている息子を、母親は見ていた。

 とするでしょうね。非常に分かりやすい文章になったと思いませんか?

 実は、読点の位置とは別に、もう一つポイントがあります。それは、主語と述語はできるだけ近くに置くということです。主語と述語の間に、たくさんの修飾語などを入れてしまうと、意味の分かりにくい文章になってしまいます。

 では、2つ目。文章は、原則として「1文では、1つの主張のみ述べる」こととされています。句点までの1文が長い文章は、「1文のなかに、たくさんの主張したい内容がある」ことが多く、読んでいる人が理解しにくい文章になってしまっています。

 では、どうすればいいのでしょう。答えは簡単です。原則の「1文では、1つの主張のみ述べる」を徹底することです。1文は、短文です。短文と短文を接続詞と繋げば、意味の分かる文章になります。

 具体的な例で見てみましょう。

私は、今度文章教室に行って、勉強をするつもりなので、文章がうまく書けるようになればかっこいいでしょう。

 そろそろ、あなたもこの文章がおかしいと思えてきましたよね?

 さて、この文章の中には、主張したい内容がいくつあるでしょう。

  1. 今度文章教室に行くこと
  2. 文章教室で勉強すること
  3. 文章がうまく書ければかっこいいこと

 3つの主張したい内容が、1文に入ってしまっています。原則は “1文=1主張” なので、それにあてはめて書き直してみると・・・

私は、今度文章教室に行きます。そこで、勉強をするつもりです。それで、文章がうまく書けるようになればかっこいいでしょう。

 どうでしょう。非常に分かりやすい文章になったと思いませんか?

文章を書くことは、そんなに難しくない。

 文章は、あなたが思っているより案外単純です。私がいつも受講生さんにお伝えしていることは、とりあえず自分の言葉でいいから書いてみようということです。

 日本語には、話し言葉と書き言葉があることはご存知ですよね?文章を書くのですから、書き言葉で書くのが当然なのですが、論文を書く訳ではありませんので、とりあえずは話し言葉で書いてしまって大丈夫です。後で、話し言葉で書いた文章を、書き言葉に変えていけばいいだけなのです。

 今後、文章を書く時には、先ほどお伝えしたように読点の位置1文=1主張をしっかり意識してみてください。そして、書いては読むを何度も繰り返してみてください。

 文章を書くことって、そんなに難しくないと思えてきましたか?

 それでもやっぱり難しいと思われる方は、文章の書き方を直接お伝えしますので、遠慮なくご連絡くださいませ!

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